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ピケスト会長:鎌田敏郎
国立大学法人
大阪大学教授

ピケスト協会会長
鎌田敏郎
 
わが国では今後、老朽管路の割合が急激に増加し、旧来の維持管理技術では対処が困難になる時代の到来が予測される。この解決策として、とくに最近ではライフサイクルマネジメントやアセットマネジメントなど、新しい技法を導入した合理的な維持管理の重要性が叫ばれている。
そこでこれを具現化するためのツールとして「管路品質評価システム」を提唱し、システムの研究開発と普及をめざした活動を展開している。この研究会では、まず評価すべき『品質』とは何かというところからスタートし『品質』について詳細な分類と整理を行い、それぞれの品質を的確に評価するための診断技術を明示して管理品質を総体として捉えるシステムを提唱している。この「管路品質評価システム」の特徴は、管路品質をあくまでも定量的に数値で表現し、客観的な形で改築・修繕の要否判定を行い、改善の実施レベルを決定するところにある。
本会は、診断システムの研究開発を行う大学・メーカー、診断に携わるコンサルタント、調査業務に従事する調査・維持管理会社、管渠更生工事会社が広く集い、現在では30社を超える規模となっている。今後、評価システムのさらなる技術向上と普及に鋭意努力していきたい。
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